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問答録17:同性愛に対する仏教の考え方は何でしょう?

智廣阿闍梨回答: ゾンサル・ケンツェ・リンポチェ( Dzongsar Khyentse Rinpoche)を含む、高僧大徳達のある方々は、同性愛は人類における数多くの煩悩の一つに他ならない、と考えてい…

2019.11.08

智廣阿闍梨回答:

ゾンサル・ケンツェ・リンポチェ( Dzongsar Khyentse Rinpoche)を含む、高僧大徳達のある方々は、同性愛は人類における数多くの煩悩の一つに他ならない、と考えています。実際、同性愛も、異性愛そのものも煩悩であり、どちらも結局は煩悩の一つなのです。

しかし、同じ煩悩であっても、やはり重さの違いはあります。仏教経典の中には、同性愛についての教えが書かれています。

一. 同性愛の過ち

1. 男性を二形身(両性具有)にしてしまう恐れがある

『仏説大乗造像功徳経』の中にこのように説かれている。

「弥勒!有四种業,能令丈夫受二形身,一切人中最為其下。何等為四?一者、于尊敬所而有烝秽;二者、于男子身非处染着;三者、即于自己而行欲事;四者、詃卖女色而与他人。若有衆生曾行此事,深自咎責,悔先所犯,起净信心,造佛形像,乃至成佛不受此身。」

仏さまが弥勒菩薩に説いたのは、四種のカルマが男性を二形身(両性具有)を受けさせるということです。それは男性の特徴も持ちながらも、女性の特徴も持つという、完全に正常ではない人であり、だれもがこのような人の事をおかしいと思い、すべての人の中で最も低いものとなってしまいます。

では、それがどのような原因で造り出されるのかというと、下記の四種類の原因があるのです。1、敬うべき場所で汚れた事をする。2、男性と男性が性的関係となる。3、手淫等の方法で自慰行為をする。4、風俗業をする、他人に風俗の仕事を紹介する等。

これらの教証から、同性愛というカルマは、男性を男女両性の器官を具する変人にするという事実がわかると思います。

「若し衆生が曾て行った事を、深く自責し、犯した事を悔やみ、信心を起こし、仏の像を造るなら、成仏に至り、此の身に受けず。」経文の中にはこの種のカルマを消去する二種の方法が説かれています。まずは、深く自責し、犯した事を悔やむことです。以前造ってしまった四種のカルマについて懺悔しなければいけません。次に、信心を起こし、仏の像を造ることです。仏像を造ることを通してこれらのカルマを消すことができるのです。

私たちは、2018年10月から世界中のメンバー達と共に、毎年十万の本尊像を造るという共修を始めました。この共修は非常に殊勝な功徳があり、その中のひとつに、同性愛が原因である「二形身(両性具有)を受けさせる」の悪報を消せるという功徳も含まれています。もし自分に同性愛の傾向があれば、仏像を造るべきです。この共修に参与し、以前犯した過失を懺悔すれば、このカルマを消すことができます。

2.同性愛は邪淫である

『正法念処経』の中に、同性愛の過失について特筆されています。

「彼見:有人殺、偷盗、邪行,楽行多作,堕合地獄多苦悩処。殺生、偷盗業及果报,如前所说;何者邪行?謂:男行男。」

経文には、もし殺生・偷盗・邪淫等のカルマを造り、楽ばかり行うなら、大地獄の苦しみ多き所に堕ちてしまいます。ここでいう邪淫とは何を指しているのでしょうか。「謂く:男と男が行う」即ち、男性と男性が性的関係をもつということです。ここから、同性同士の性行為も邪淫の範疇に属することが分かります。

『仏説優婆塞五戒相経』云く「若優婆塞與人女、非人女、畜生女,三處行邪婬,犯不可悔;若人男、非人男、畜生男、黃門、二根,二處行婬,犯不可悔。”“若優婆塞有男子僮使人等,共彼行婬二處,犯不可悔罪。」

経文の中から、仏教の同性愛に対する見方を知ることができます。同性愛は正しい性行為ではなく、邪淫に属するのです。また、受戒者にとってみれば、破戒のカルマの一つなのです。

二、同性愛が生まれる原因

『仏說大乗造像功德経』の中では、同性愛が生まれる原因についても説かれています。 「弥勒!復有四緣,令諸男子其心常生女人愛欲,楽他于己行丈夫事。何等為四?一者、或嫌或戲,謗毀于人;二者、楽作女人衣服庄飾;三者、于親族女行婬穢事;四者、実無勝德,妄受其礼。以此因緣,令諸丈夫起于如是別異煩悩」

どういった四種の原因が、男性を同性愛者にしてしまうのでしょうか?まず一つ目は、人をからかう、人を誹謗する、他者を攻撃する、裏で人の悪口を言うことです。二つ目は、女性の服を着るのを好み、女性のような行動をすることです。三つ目は、親類の女性と性関係を持つ或いは、手を出すことです。四つ目は、自分自身が道徳的でなく、功徳もないのに、人から敬われることです。これらのことが、同性愛という「異質な煩悩」を惹き起こす原因となるのです。

輪廻の中はすべてが煩悩ではありますが、しかし同じ煩悩とは言っても重さが違います。仏教経典の中では、同性愛というものはとても良くないものであり、奇怪な煩悩であると説かれています。

三、男性が来世において女性に転じるの原因

『仏説大乗造像功徳経』の中でも四種の因縁により男性が女身を受けるーー未来に女性に転生することが説かれています。

「弥勒!有四种因缘,令諸男子受女人身。何等為四?一者、以女人声軽笑唤佛,及諸菩薩一切聖人;二者、于净持戒人,以誹謗心説言犯戒;三者、好行谄媚,诳惑于人;四者、見他勝己,心生嫉妬。若有丈夫行此四事,命終之后必受女身,復経無量諸悪道苦。若深発信心,悔先所作而造仏像,則其罪皆滅,必更不受女人之報。」

この四種のカルマを造った男性は「命が終わって後に女身を受け、無量諸悪の苦しみの道に入る」ことになります。現在多くの男性は性転換手術を受け女性になっていますが、これは以前に造ったカルマが原因だと思われます。

しかし、もし信心を具足し、造ってしまったカルマを悔い、仏像を造るなら、このカルマを消し、未来に女身を受けるという悪報から逃れることができます。

しかし、現在多くの人は完全に相反しており、男性として生きるのは辛いので、女性の方がよいと考えています。実のところ、私は、女性として生きるのが良くないと考えているわけではありません、ただ肝心なのは、菩提心を起こすことなのです。成仏して後、女身として衆生を化度された多羅菩薩のように。そうでなければ、女性として生きるのはとても苦しいと思います。

四、同性愛の傾向があればどうすればよいのか

みなさんにぜひ仏教の中にある同性愛の説法を知っていただきたいと思います。もしこのような兆候があれば、ぜひみなさん下記のポイントを覚えていただきたいと思います。

第一、以前犯してしまった同性愛の傾向があるカルマをよく懺悔しなければなりません。金剛薩埵心咒や百字明咒を念じ、今後は同じ過ちを犯さないようにと発願するとよいでしょう。

第二、多くの仏像を造ること。

第三、大乗経典を読誦すること。(例:『妙法蓮華経』『金剛経』等)

多くの人は、性別というものは天生のものだと言います。もちろん天生ではありますが、すべての天生というものは、実は前世の業力なのです。同性愛の傾向は前世で造った悪業からきた習気でありますが、変えられないものではありません。ネット記事にも、このような事例が書かれていました。それは、ある同性愛者が毎日『金剛経』を誦えていたところ、その後同性愛という習気が完全に消えたということです。ですから業力、習気は変えられるものだということです。もし良く経を念じ、修法し、仏像を造るなら、同性愛の傾向は消すことができるのです。

 

問答録17:同性愛に対する仏教の考え方は何でしょう?

問答録17:同性愛に対する仏教の考え方は何でしょう?

2019-11-07

智廣阿闍梨回答:

ゾンサル・ケンツェ・リンポチェ( Dzongsar Khyentse Rinpoche)を含む、高僧大徳達のある方々は、同性愛は人類における数多くの煩悩の一つに他ならない、と考えています。実際、同性愛も、異性愛そのものも煩悩であり、どちらも結局は煩悩の一つなのです。

しかし、同じ煩悩であっても、やはり重さの違いはあります。仏教経典の中には、同性愛についての教えが書かれています。

一. 同性愛の過ち

1. 男性を二形身(両性具有)にしてしまう恐れがある

『仏説大乗造像功徳経』の中にこのように説かれている。

「弥勒!有四种業,能令丈夫受二形身,一切人中最為其下。何等為四?一者、于尊敬所而有烝秽;二者、于男子身非处染着;三者、即于自己而行欲事;四者、詃卖女色而与他人。若有衆生曾行此事,深自咎責,悔先所犯,起净信心,造佛形像,乃至成佛不受此身。」

仏さまが弥勒菩薩に説いたのは、四種のカルマが男性を二形身(両性具有)を受けさせるということです。それは男性の特徴も持ちながらも、女性の特徴も持つという、完全に正常ではない人であり、だれもがこのような人の事をおかしいと思い、すべての人の中で最も低いものとなってしまいます。

では、それがどのような原因で造り出されるのかというと、下記の四種類の原因があるのです。1、敬うべき場所で汚れた事をする。2、男性と男性が性的関係となる。3、手淫等の方法で自慰行為をする。4、風俗業をする、他人に風俗の仕事を紹介する等。

これらの教証から、同性愛というカルマは、男性を男女両性の器官を具する変人にするという事実がわかると思います。

「若し衆生が曾て行った事を、深く自責し、犯した事を悔やみ、信心を起こし、仏の像を造るなら、成仏に至り、此の身に受けず。」経文の中にはこの種のカルマを消去する二種の方法が説かれています。まずは、深く自責し、犯した事を悔やむことです。以前造ってしまった四種のカルマについて懺悔しなければいけません。次に、信心を起こし、仏の像を造ることです。仏像を造ることを通してこれらのカルマを消すことができるのです。

私たちは、2018年10月から世界中のメンバー達と共に、毎年十万の本尊像を造るという共修を始めました。この共修は非常に殊勝な功徳があり、その中のひとつに、同性愛が原因である「二形身(両性具有)を受けさせる」の悪報を消せるという功徳も含まれています。もし自分に同性愛の傾向があれば、仏像を造るべきです。この共修に参与し、以前犯した過失を懺悔すれば、このカルマを消すことができます。

2.同性愛は邪淫である

『正法念処経』の中に、同性愛の過失について特筆されています。

「彼見:有人殺、偷盗、邪行,楽行多作,堕合地獄多苦悩処。殺生、偷盗業及果报,如前所说;何者邪行?謂:男行男。」

経文には、もし殺生・偷盗・邪淫等のカルマを造り、楽ばかり行うなら、大地獄の苦しみ多き所に堕ちてしまいます。ここでいう邪淫とは何を指しているのでしょうか。「謂く:男と男が行う」即ち、男性と男性が性的関係をもつということです。ここから、同性同士の性行為も邪淫の範疇に属することが分かります。

『仏説優婆塞五戒相経』云く「若優婆塞與人女、非人女、畜生女,三處行邪婬,犯不可悔;若人男、非人男、畜生男、黃門、二根,二處行婬,犯不可悔。”“若優婆塞有男子僮使人等,共彼行婬二處,犯不可悔罪。」

経文の中から、仏教の同性愛に対する見方を知ることができます。同性愛は正しい性行為ではなく、邪淫に属するのです。また、受戒者にとってみれば、破戒のカルマの一つなのです。

二、同性愛が生まれる原因

『仏說大乗造像功德経』の中では、同性愛が生まれる原因についても説かれています。 「弥勒!復有四緣,令諸男子其心常生女人愛欲,楽他于己行丈夫事。何等為四?一者、或嫌或戲,謗毀于人;二者、楽作女人衣服庄飾;三者、于親族女行婬穢事;四者、実無勝德,妄受其礼。以此因緣,令諸丈夫起于如是別異煩悩」

どういった四種の原因が、男性を同性愛者にしてしまうのでしょうか?まず一つ目は、人をからかう、人を誹謗する、他者を攻撃する、裏で人の悪口を言うことです。二つ目は、女性の服を着るのを好み、女性のような行動をすることです。三つ目は、親類の女性と性関係を持つ或いは、手を出すことです。四つ目は、自分自身が道徳的でなく、功徳もないのに、人から敬われることです。これらのことが、同性愛という「異質な煩悩」を惹き起こす原因となるのです。

輪廻の中はすべてが煩悩ではありますが、しかし同じ煩悩とは言っても重さが違います。仏教経典の中では、同性愛というものはとても良くないものであり、奇怪な煩悩であると説かれています。

三、男性が来世において女性に転じるの原因

『仏説大乗造像功徳経』の中でも四種の因縁により男性が女身を受けるーー未来に女性に転生することが説かれています。

「弥勒!有四种因缘,令諸男子受女人身。何等為四?一者、以女人声軽笑唤佛,及諸菩薩一切聖人;二者、于净持戒人,以誹謗心説言犯戒;三者、好行谄媚,诳惑于人;四者、見他勝己,心生嫉妬。若有丈夫行此四事,命終之后必受女身,復経無量諸悪道苦。若深発信心,悔先所作而造仏像,則其罪皆滅,必更不受女人之報。」

この四種のカルマを造った男性は「命が終わって後に女身を受け、無量諸悪の苦しみの道に入る」ことになります。現在多くの男性は性転換手術を受け女性になっていますが、これは以前に造ったカルマが原因だと思われます。

しかし、もし信心を具足し、造ってしまったカルマを悔い、仏像を造るなら、このカルマを消し、未来に女身を受けるという悪報から逃れることができます。

しかし、現在多くの人は完全に相反しており、男性として生きるのは辛いので、女性の方がよいと考えています。実のところ、私は、女性として生きるのが良くないと考えているわけではありません、ただ肝心なのは、菩提心を起こすことなのです。成仏して後、女身として衆生を化度された多羅菩薩のように。そうでなければ、女性として生きるのはとても苦しいと思います。

四、同性愛の傾向があればどうすればよいのか

みなさんにぜひ仏教の中にある同性愛の説法を知っていただきたいと思います。もしこのような兆候があれば、ぜひみなさん下記のポイントを覚えていただきたいと思います。

第一、以前犯してしまった同性愛の傾向があるカルマをよく懺悔しなければなりません。金剛薩埵心咒や百字明咒を念じ、今後は同じ過ちを犯さないようにと発願するとよいでしょう。

第二、多くの仏像を造ること。

第三、大乗経典を読誦すること。(例:『妙法蓮華経』『金剛経』等)

多くの人は、性別というものは天生のものだと言います。もちろん天生ではありますが、すべての天生というものは、実は前世の業力なのです。同性愛の傾向は前世で造った悪業からきた習気でありますが、変えられないものではありません。ネット記事にも、このような事例が書かれていました。それは、ある同性愛者が毎日『金剛経』を誦えていたところ、その後同性愛という習気が完全に消えたということです。ですから業力、習気は変えられるものだということです。もし良く経を念じ、修法し、仏像を造るなら、同性愛の傾向は消すことができるのです。